2017年9月25日月曜日

◯『コミュニケーションを考える

週4日ペースで通った前期の大学院も一段落し、通常の生活に戻ったと思ったら
もう後期が始まる。ちょっとブログさぼってしまった。。。


でも仕事をこなしながら通学するのも、なんだかんだいって楽しかったのも事実。久しぶりの更新。

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【前回のまとめ】
◯これからの行政・NPOの広報は情報を伝えたい相手とキャッチボールをする2WAYコミュニケーション モデルがメインになる。
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前回は『コミュニケーション』について書いていたみたい。
では今回はその続きを書いていこうと思う。


今通っている大学院でたくさん目から鱗が落ちたことがある。
自分にとってかなり衝撃的なことだ。


今回はその中の1つ、広報をやる上で必要不可欠な『コミュニケーション』について、すごく大切なことを学んだ。


今回はそれをメインに書いていきたい。


みなさんは今まで生きてきた中で、常にいろいろな人とコミュニケーションをとってきたはずだ。

例えば、友達と話すのも『コミュニケーション』だし、会社の同僚と飲みにいくのも『コミュニケーション(飲みニュケーション)』。


久しぶりに実家に電話をし親と話すのも大切な『コミュニケーション』。
友達の子どもと一緒に遊ぶのも『コミュニケーション』だし、近所の人にご挨拶をするのも『コミュニケーション』。


今までの例は親しい相手がいてこその『コミュニケーション』だが、実は逆に全然親しくない他人と『コミュニケーション』をみなさんは勝手にしていることをご存知だろうか?





例えば、
あなたが電車の席に座っていたとしよう。あなたの隣に座った人が大きな「くしゃみ」を連続でし続けたらあなたはどう思う?





『なんかやだな』『汚いな』『風邪うつされそう』とか、思うかもしれない。





この『なんかやだな』『汚いな』『風邪うつされそう』とか思ってしまった時点であなたはその全然親しくない他人と知らず知らずのうちに『コミュニケーション』をとっているのだ。


まさにこれは前回のブログで示した【2WAYコミュニケーション モデルにあてはまる。相手が発信したことが自分にとって不快と感じた、相手とすでに『コミュニケーション』をとっている(キャッチボールしている)状態なのだ。


あなたはきっと他の車両に移動したくなるだろう笑。
わかりやすく電車の例をあげてみた。


では広報活動における情報発信に置き換えてみよう。
一方的に情報(受け取って欲しい情報)を送りつづけ、相手は情報(いらない情報)を受け続けることで不快になる。

つまり、情報発信する側の『コミュニケーション』受け手を中心で考えないと相手にとってとても迷惑なこと(不快)になってしまう。


実際にNPOや行政は、果たして受け手を中心に広報活動をしているだろうか?



中にはしっかり『コミュニケーション』考えられているNPO団体もあるが
僕が感じるところ、されていないのでは?と思う。




今回のブログで書いたものを踏まえて『現代社会』と『コミュニケーション』の観点から考えてみる。


現代は多くの情報で溢れ、ライフスタイルや価値観が多様化している。
人々は多くの情報に埋もれ、接する情報もごくわずか。
しかも欲しい情報は自ら取りにいける時代。

そんな環境の中で、受け手のことを考えない』ただただ垂れ流しの一方的な情報を人々は都合良く受け取ってくれるだろうか?




まあ、見向きもされないだろう。




おかげさまで最近、行政や中間支援組織の広報・デザイン研修のお話をいただく機会が増えてきた。



そんな研修の中で毎回話すのは




まず、最初から情報が届かない前提で考えてください。

じゃあ届くための工夫はいったいどうしたら良いのか?





という流れで話している。


次回は届くための工夫(考え方)とは何か?について書いていきたいと思う。

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【今回のまとめ】
◯常に『コミュニケーション』というのは受け手を中心に考えよ。
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